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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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花を召しませ・番外編~セクシャルオムレット~ 22
2007年01月31日 (水)
「は……あ、は……ふ。あふ……」
 何度も打ち上げられた嵐からようやく脱出しても意識は朦朧としたままだった。肌にべっとりと張り付いたショーツを引き剥がされるのを感じながらも、激しい攻めに弄ばれ続けた身体は指一本すら自分では動かせない。
「美雪さん」
 声と同時に無理やり舌をねじ込むようなキスをされた。乱暴に口内を蹂躙してから彼はわたしの手に熱いものを押し付けた。いつのまにか全てを脱ぎ捨てていた彼の手が、薄い皮膜越しの彼自身を握らせる。
「ほら、見て。美雪さんがエッチな顔でイきまくるから、こんなになった」
 揺れる視界の端の、淡いピンクを透かして青く血管の浮き出た生々しさに、思わず息を飲んだ。鋭く天を突く固い質感に、なぜか心臓がどくんと跳ねる。
「ね、挿れていい?」
 低くかすれた言葉で囁きながらも返事を待たず、彼はわたしのひざをつかんだ。未だ自由にならない身体で、それでも反射的に逃れようとしたけれど、彼は両手に体重をかけてゆっくりと圧し掛かってくる。大きく開かされた脚の付け根に、彼の先端がくちゅりと粘着質な音を立てて触れた。
「あ……っ! ん、あ、くうっ」
「う……キツ……」
 じりじりと侵入される気配に、恐怖と不安が入り混じる。何度か経験したことで慣れたのか、最初のときのような息ができないほどの苦痛と言うわけではないけれど、それでも世間で言われるような快感とは程遠いものだった。彼を受け入れている精神的な満足はあってもそれが肉体には繋がらない。わたしが快感を得られるのは前戯のみだった……はずなのに。
「あっ……、やっ、は、ぁ……っ」
「ほら。全部、入ったよ」
 溜息のように深く息をつくと、彼は眉を寄せて少し苦しそうな顔をした。服を着ているときよりも広く見える裸の胸が大きく上下に揺れている。顔をしかめるように左眼を細めるたびに、わたしの中の彼の一部がびくんと大きく動いた。

 -つづく-
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