--年--月--日 (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
2007年01月22日 (月)
「ね。なんで、そんなに緊張してるの? もう何回もしてるでしょ?」
「だって、そんな……」
わたしの身体を指先で辿りながら、彼はおかしそうにくすりと笑った。
「まあ、そういう美雪さんも可愛くていいんだけどさ」
シャツの中へと滑り込んできた少し冷たい指先がブラのホックを外した。ゆっくりと肌をなぞられて、それだけで震えてしまう。
「でも、そろそろ慣れてよ。もっと自然に感じて、声も出して。あなたが俺のものだって実感させて」
ついばむような軽いキスを繰り返しながら、彼はボタンを外して行く。ブラウスを肩から引き抜いて分厚いシャツをめくり上げてブラを抜き取って、そしてわたしはあっというまに上半身裸にされてしまう。
「やだ……。恥ずかしい、よ」
彼に素肌を見られるのは、羞恥と奇妙な高揚が入り混じった複雑なものだった。嬉しいわけではないけれど、嫌でもない。隠したいけれど隠せない。それは治りかけの傷口を塞いでいる、周囲のめくれあがったかさぶたに似ているかもしれないと、そんなことをぼんやりと思った。痛いとわかっているのに触りたい、触らずにはいられない。そんな奇妙な誘惑にくらくらする。
「ん、服着てても可愛いけど、でもこっちのカッコのほうがいいな。俺は好きだな」
本当は、全部脱いだ姿が一番好きなんだけど。
くくっと卑猥に笑いながら彼はわたしを抱き寄せた。背に回った手のひらがゆっくりと這い回る。背筋を指先でついと撫で上げられて、身体が震えた。
-つづく-
「だって、そんな……」
わたしの身体を指先で辿りながら、彼はおかしそうにくすりと笑った。
「まあ、そういう美雪さんも可愛くていいんだけどさ」
シャツの中へと滑り込んできた少し冷たい指先がブラのホックを外した。ゆっくりと肌をなぞられて、それだけで震えてしまう。
「でも、そろそろ慣れてよ。もっと自然に感じて、声も出して。あなたが俺のものだって実感させて」
ついばむような軽いキスを繰り返しながら、彼はボタンを外して行く。ブラウスを肩から引き抜いて分厚いシャツをめくり上げてブラを抜き取って、そしてわたしはあっというまに上半身裸にされてしまう。
「やだ……。恥ずかしい、よ」
彼に素肌を見られるのは、羞恥と奇妙な高揚が入り混じった複雑なものだった。嬉しいわけではないけれど、嫌でもない。隠したいけれど隠せない。それは治りかけの傷口を塞いでいる、周囲のめくれあがったかさぶたに似ているかもしれないと、そんなことをぼんやりと思った。痛いとわかっているのに触りたい、触らずにはいられない。そんな奇妙な誘惑にくらくらする。
「ん、服着てても可愛いけど、でもこっちのカッコのほうがいいな。俺は好きだな」
本当は、全部脱いだ姿が一番好きなんだけど。
くくっと卑猥に笑いながら彼はわたしを抱き寄せた。背に回った手のひらがゆっくりと這い回る。背筋を指先でついと撫で上げられて、身体が震えた。
-つづく-
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++