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2006年11月28日 (火)
避ける暇もなく、探るような指先がショーツの上からある一部を押さえた。その意味するところに思わず身悶えたけれど、それはわずかに肩を揺らすだけの動きで、彼への抵抗にすらならなかった。それに何より、その程度のことで彼がわたしを許してくれるわけがなかった。
「や、ん、んんっ」
上下に左右に、そして円を描くように、薄い布越しの指先が微妙な振動を与え続ける。そうされれば自分がどうなるのか、それはもう知っていた。ずっと前にわかっていた。じっくりと時間をかけて、彼に教えられた。
「やっぱり、美雪さんって感じやすいね。もう濡れてきてる」
「や……シズくん、やだぁ……っ!」
けれど、強く押し付けられた瞬間に彼の指はぬるりと滑る。埋もれるようにその部分に入り込む。布の内側でじゅっと自分が溢れるのがわかった。言葉でどんなに否定しても否定しきれない、原始的な快感。
「ほら、もうこんなに」
「あっ、やっ……はあっ、あ、くうう……っ!」
わたしの反応に彼は楽しそうに低く笑いながら、先程までよりも大きな動きをそこへ加え始めた。耐え切れない声と一緒に自分がどんどん潤って行くのがわかる。先へ先へ、その先へ。身体が勝手に加速して行く。
「あ、はぁっ……ああっ! ん、くぅっ」
肩を揺らしてのどをそらして、ふとももを擦り合せるように身悶えて、そして喘ぐ。これほどまでに簡単に彼の思い通りになってしまう自分が悔しい。悔しい、のに。
「じゃあ、直接さわるね」
「あっ! や、あっ」
指先で簡単に重く濡れそぼった布を避けると、その隙間に入り込んできた。すっかり熱くなってしまったそこに彼の指は少し冷たくて、それだけでもぶるりと身体を震わせてしまう。
「ほら、ぐちゃぐちゃ」
わたしの羞恥を煽るためなのか、わざとのように激しい音を立てて彼はそこを掻き回した。彼の意地の悪い行為には涙が出そうだけれど、それでも楽しそうな声が告げることは事実だから、反論することもできない。わたしは今確かに感じていて、しかも彼の意地の悪いやりかたに更に身体を熱くしている。その、違えようもない事実。
-つづく-
「や、ん、んんっ」
上下に左右に、そして円を描くように、薄い布越しの指先が微妙な振動を与え続ける。そうされれば自分がどうなるのか、それはもう知っていた。ずっと前にわかっていた。じっくりと時間をかけて、彼に教えられた。
「やっぱり、美雪さんって感じやすいね。もう濡れてきてる」
「や……シズくん、やだぁ……っ!」
けれど、強く押し付けられた瞬間に彼の指はぬるりと滑る。埋もれるようにその部分に入り込む。布の内側でじゅっと自分が溢れるのがわかった。言葉でどんなに否定しても否定しきれない、原始的な快感。
「ほら、もうこんなに」
「あっ、やっ……はあっ、あ、くうう……っ!」
わたしの反応に彼は楽しそうに低く笑いながら、先程までよりも大きな動きをそこへ加え始めた。耐え切れない声と一緒に自分がどんどん潤って行くのがわかる。先へ先へ、その先へ。身体が勝手に加速して行く。
「あ、はぁっ……ああっ! ん、くぅっ」
肩を揺らしてのどをそらして、ふとももを擦り合せるように身悶えて、そして喘ぐ。これほどまでに簡単に彼の思い通りになってしまう自分が悔しい。悔しい、のに。
「じゃあ、直接さわるね」
「あっ! や、あっ」
指先で簡単に重く濡れそぼった布を避けると、その隙間に入り込んできた。すっかり熱くなってしまったそこに彼の指は少し冷たくて、それだけでもぶるりと身体を震わせてしまう。
「ほら、ぐちゃぐちゃ」
わたしの羞恥を煽るためなのか、わざとのように激しい音を立てて彼はそこを掻き回した。彼の意地の悪い行為には涙が出そうだけれど、それでも楽しそうな声が告げることは事実だから、反論することもできない。わたしは今確かに感じていて、しかも彼の意地の悪いやりかたに更に身体を熱くしている。その、違えようもない事実。
-つづく-
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