2ntブログ
R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
スポンサーサイト
--年--月--日 (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
あたしの彼はご主人さま-24
2005年12月31日 (土)
『そんなにイイか、この淫乱!』
『ほら、ちゃんと吸え。顔振って口でしごけ!』
『もっと力入れて締めろ。ヤリすぎでユルいんだよ、おまえのは』

 三人分の怒号が聞こえてくる。
 映像の中のユーキさんは、女の人の髪をつかんで仰向かせて無理やり咥えさせていた。顔に腰を叩きつけるようにして激しく抜き差ししていた。酷い言葉を吐きながら、唇を歪めるように笑っていた。あとの二人も同じような残酷な笑みを浮かべながら、女の人を犯していた。
「俺は、こういうのが一番興奮するんだ。女を縛ったりなぶったりするのが好きなんだ。それは多分、相手が千紗ちゃんでも一緒だと思う」
 おかしそうにくすくすと明るく笑う。なんで、そんな笑い方するの。
「これが千紗ちゃんだったらと考えただけで勃起するよ。千紗ちゃんを縛ってめちゃめちゃに犯すところを想像して、中坊みたいに何度もマスかいて……」
 ユーキさんは、あたしを、こんなふうにしたい、の?
「――帰りなよ、千紗ちゃん。今なら帰れるよ。俺のことは忘れて、明日彼氏と仲直りすればいい。それで全部元通りだから」
 口元の笑みを消すと軽く溜息をついて、そしてユーキさんは真面目な顔をした。
「もう会わない。電話もしない。約束する、から……」
 彼は目を伏せるように、あたしから視線をそらせた。
「ごめんね。酷い目に遭わせて」
 哀しそうな顔だった。
「さあ、鞄持って。上着も忘れずにね。忘れていっても届けないからね。あと、これタクシー代とここまで来させちゃったお詫びと……」
 そう言いながら、彼は手錠を脇に置いて、テーブルの小さな引出しを開けた。そこから取り出した一万円札の何枚かの束をあたしに差し出す。その手を強く振り払って、あたしは立ち上がった。
「ユーキさんのバカっ!」
 耐えられなかった。

  -つづく-
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
名乗ってもいいけど表には出さないでと言うかたは名前をカッコで閉じてください→例(にゃお)