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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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あたしの彼はご主人さま-23
2005年12月30日 (金)
『暴れるな、このっ!』
『やめて! いや、酷いっ、いや、いやあっ!』
『ほら、ちゃんと咥えろ! 気合入れてしゃぶれ!』

 目の前の大きなディスプレイに映っているのは、どこかホテルのような部屋で、一人の女の人を三人の男が犯しているビデオだった。女の人は半分裸の状態で縛られてて、男の人は全員服を着たまま、あそこだけを出していた。
 モザイクとかがかかってないから、男の人のがギンギンになってるのも、女の人のから泡立った白い液体が流れ出てるのも、全部見えちゃう。女の人は泣き叫びながら三人に殴られたり髪を引っ張られたり、身体中をいじりまわされたり、挿れられたりしていた。
 男の人のうちの一人はユーキさんだった。
 壮絶なその光景をあたしは硬直したまま見ていた。
「――つまり、俺はこういうヤツなんだよ」
 ユーキさんの言葉がどこか遠くから聞こえる。あたしはなにも考えられないまま、悲惨な映像をただじっと見続けていた。
「一応言っとくけど、これは合意だよ。秘密クラブみたいなのがあってね、そこの会員のマゾっ娘ちゃんを彼女の要望でレイプしてあげたんだ。他にもマゾ男をイジめて愉しむ女王さまや、オナニーを眺めて愉しむ人の集まりなんかもある。まあ、趣味だな。趣味」
 あんまり誇れた趣味じゃないけどね。
 そう言うと彼は低く愉しそうに笑った。
「俺は見ての通り親が金持ちだったせいでこういう世界との接点があってね。初体験は十三歳で、高校生になるくらいには普通のセックスよりこんなプレイのほうが多かった」
 くすくすと明るい笑い声を立てながら唇を歪ませると、ユーキさんはあたしを見た。
「今まで、奴隷女を飼ったことはあっても、普通の恋愛関係を持ったことはない。普通の付き合いってものがどういうのか、それもよくわからない」
 手の中で銀色に光る手錠を弄びながらそう言うと、彼は深く溜息をついた。
「だから、千紗ちゃんにもどういう態度を取っていいのか、よくわかってない。勿論、好きだけど可愛いと思ってるけど、でも俺の好きってのは――」
 言葉を切ると、彼はあたしから画面に視線を移した。女の人が縛られた手足で不自由にもがきながら、男の人に後ろから犯されていた。

  -つづく-
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