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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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花を召しませ-22
2006年09月01日 (金)
 第一関節って?
 疑問を持ちながらも言われるままに彼の指を舐めると、彼は指を半ばまで引き抜いて、そしてゆるゆると入り込ませた。じゅっと音を立てて指を吸うと、彼は嬉しそうに眼を細める。
「指の腹に舌這わせて吸って。歯を立てないようにね。……そう、上手。じゃあ次、先のほうをなぞって」
 指を抜き差しすると、口の端から唾液と空気が混ぜ合わせられる音が洩れる。それがなぜか異様に卑猥に聞こえて、恥ずかしい。
「こっちもね」
 彼が軽く腰を揺らして、手の中のそれがぐいと突き出してくる。慌てて止まっていた手を動かした。指を舐めながら彼の言う通りにしていると、やがてぬるぬるした感触が指の隙間に流れ込んできた。指を動かすたびにくちゅくちゅと湿った音がする。彼は眉をひそめたまま息を荒げた。
「思ったより飲み込み早いね。経験あるの?」
 訊かれて顔を上げる。じっとわたしを見下ろしているまなざしに小さく首を振った。こんなことはしたこともされたこともない。
「そりゃそうか、ちょっと変態っぽいもんな。って、あー、やば」
 不意に声を上げると彼は眉をひそめて短く息を吐いた。それと同時に手の中の彼のものがびくっと大きく震える。
「ごめん、美雪さん。俺、イきそう」
 言いながら口から指を抜き取った。唾液がぬるりと糸を引きながらあごから首へと落ちて行く。彼の手はそのままわたしの胸をつかんだ。
「もっと強く握って……」
 切なそうに吐息を漏らすと、彼のものを持ったわたしの手の上から左手でぎゅっとつかんだ。その力に合わせて位置を固定すると、彼は驚くほど早いペースでぐいぐい身体を押し付けてくる。同時に、わたしのそこに指を当ててくちゅくちゅと音を立てた。
「や、やだぁっ……あっ、く、うっ!」
 収まりかけていた感覚が一気に戻った。強くつままれた乳首の、痛みに近い鋭い快感がわたしをさらに追い詰める。
「美雪さん……! あ、くっ……出るっ!」
「や……ああっ」
 初めて聞いた、彼の切羽詰った声と、お腹の上で水が跳ねる感触。それを強く意識したとき、わたしもまた声を上げていた。

  -つづく-
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コメント
この記事へのコメント
 
ユーキさんよりしずくん派ですv-237美雪さんを大切にしているのがすごく伝わってきていいv-238何気にヤキモチ焼きっぽいのもあたし好み:笑これからの展開、楽しみにしてますv-266無理せず頑張ってくださいv-254
2006/09/02(Sat) 00:07 | URL  | イツキ #-[ 編集]
 
コメントありがとうございますっ☆
シズくん派宣言は初めてですね♪すごく嬉しいです☆
にゃおもおとこの人のヤキモチってこれくらいなら可愛くていいなって思います
(^-^)
あんまりにも束縛されすぎちゃうとイヤになりますけどね☆

これからの展開に関しては、ええと、ちょっとまだ模索中ったりするので、進みが悪いんですけど…ごめんなさい。
がんばりますので、どうか見捨てないでくださいっ
(><)
2006/09/04(Mon) 19:23 | URL  | にゃお #-[ 編集]
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