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2006年08月29日 (火)
「美雪さん」
無理やり舌をねじ込むような、彼らしくないキスにうっすらと眼を開けた。わたしを見下ろしているまなざしと出会う。
「美雪さん。ちょっと……ごめん。俺、限界」
そう言いながら彼はわたしの手を取った。ぐいと手のひらに強く押し付けられた熱いもの。いくら経験がなくても、それがなんだかわからないほど純情でもない。
「もうちょっと強く、握って」
言われるままに力を篭め、彼の手に導かれて前後に動かした。低いうめき声と少し苦しそうな表情に心配になる。じっと見上げていると彼は照れたように笑った。
「なに、美雪さん」
「痛くない?」
「うん、全然。すげー気持ちいい」
もっと、と彼にうながされるままに指を回して握って、動かした。
普段なんとなく思う人肌よりもずっと熱い、まるで鉄の塊のようなそれをこする行為が彼に快感を与えているのだと思うと不思議だった。わたしのやりかたでは頼りないのか、彼は軽く眉をしかめるとわたしの手ごとぎゅっと強くつかんで、素早く動かした。四、五回それをやると、かすかに乱れた息遣いのままわたしを見る。
「これくらいやっても大丈夫だから」
「う、うん」
言われるままにスピードを上げると、彼は顔をしかめる。その表情は痛みに耐えているようで、気になるのだけれど。
「そう、そんな感じ。あー……、気持ちいい」
添えていた手を外すと、彼はそのままわたしの胸をつかんだ。全体を揉みこみながら、人差し指と中指で乳首をはさんで器用にすり合わせる。軽い痛みに近い快感に息が詰まった。
-つづく-
無理やり舌をねじ込むような、彼らしくないキスにうっすらと眼を開けた。わたしを見下ろしているまなざしと出会う。
「美雪さん。ちょっと……ごめん。俺、限界」
そう言いながら彼はわたしの手を取った。ぐいと手のひらに強く押し付けられた熱いもの。いくら経験がなくても、それがなんだかわからないほど純情でもない。
「もうちょっと強く、握って」
言われるままに力を篭め、彼の手に導かれて前後に動かした。低いうめき声と少し苦しそうな表情に心配になる。じっと見上げていると彼は照れたように笑った。
「なに、美雪さん」
「痛くない?」
「うん、全然。すげー気持ちいい」
もっと、と彼にうながされるままに指を回して握って、動かした。
普段なんとなく思う人肌よりもずっと熱い、まるで鉄の塊のようなそれをこする行為が彼に快感を与えているのだと思うと不思議だった。わたしのやりかたでは頼りないのか、彼は軽く眉をしかめるとわたしの手ごとぎゅっと強くつかんで、素早く動かした。四、五回それをやると、かすかに乱れた息遣いのままわたしを見る。
「これくらいやっても大丈夫だから」
「う、うん」
言われるままにスピードを上げると、彼は顔をしかめる。その表情は痛みに耐えているようで、気になるのだけれど。
「そう、そんな感じ。あー……、気持ちいい」
添えていた手を外すと、彼はそのままわたしの胸をつかんだ。全体を揉みこみながら、人差し指と中指で乳首をはさんで器用にすり合わせる。軽い痛みに近い快感に息が詰まった。
-つづく-
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