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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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花を召しませ-5
2006年08月04日 (金)
 布越しの指がピンポイントでそこを攻める。そうされれば自分がどうなって行くのかもわかる。身体の奥でじわりと発生した熱が形を成して行くのもわかる。
 こんなところでこんなことされてるのに、襲われてるのに、どうして? やっぱり、相手が彼だから……?
「やっ。だめ、やめ……っ」
 慌ててショーツの上を這い回っている彼の手を抑えた。引き剥がそうとしてもできないとは思うけれど、それでも彼の好きにさせるわけにはいかない。このままだと本当に……わたし自身が、停まれなく……なる……。
「あっ。あ……あっ」
 彼の指先がこりっと当たった感触に身体が震えた。一瞬の強い快感に耐え切れず、のどをそらすように喘いでしまう。とろりと出てくるのが自分でもわかる。
 どうしよう、気持ちいい。
「うわ、やば。すげー興奮する……」
 うめくようにそう呟くと、彼はその手で逆にわたしの手をつかみ返した。洗面台に押し付けるように体重を掛けるように圧し掛かられて、男性にしては細めの指が素早くあごにかかった。覆い被さるようにキスをされる。呼吸を制限されたまま指先に攻められて、息が苦しい。
「ん、んんんんっ!」
 ひざがガクガクと揺れるのがわかる。自力で立っていられなくて、さっきまで拒絶していた筈の手で彼の服をつかんだ。握りしめた布地の奥にかすかな体温を感じながら、すがりつくように身体をすり寄せる。唇の隙間からぬるぬると入り込んできた舌も受け入れてしまう。。
「美雪さん……。直接、さわるよ」
 離れた唇がすぐ目の前でかすかに動いて、その声が聞こえた。答える暇もなくショーツの中に手が入って、そして。
「あっ……、ああっ!」
 いやらしい水音と一緒に彼の指が蠢いた。
「やっ! ひ、いっ、あああっ! や。やめっ……!!」
 痛みにも似た鋭い快感は感電したのだと思った。今まで感じたこともない感覚に身体が跳ねる。声にさえならない。視界がぐにゃりと歪んで、そして白く弾けた。

  -つづく-
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