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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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あたしの彼はご主人さま-17
2005年12月22日 (木)
「あ、くう、あぁ。いいよ、高見」
 じゅぶじゅぶと音を立てて吸い上げると、彼氏は天を仰ぐように喘いだ。
「もっと強く吸って、サオもしごいて」
 言われるままに軽く沿わせていただけのものを握って、ごしごしと上下させる。顔も動かしながら口をすぼめるようにして強く吸った。
「う、くっ、いいよ。ああっ」
 無意識なのか意識しているのか、ぐいぐいと顔に押し付けるように腰を動かしてくる。毛が鼻の下をくすぐってこそばゆい。くしゃみが出ちゃいそう。
「ああっ、出る、出るよ! もうイくよ、うううっ!」
 びくびく震えながらびゅくびゅくと弾けて、口の中に苦い液が叩きつけられる。はぁはぁ喘いでいる彼氏からゆっくり離れると、ちょっと顔をそむけるようにして、あらかじめ足元に置いてたティッシュをしゃりしゃりと数枚抜き出して口に当てた。口腔内に溜めてた、どろっとした白い液体をティッシュに吐き出す。
 口の周りを丁寧に拭いていると、視界の端に半裸の彼氏が近づいてくるのが見えた。上は制服のシャツとネクタイで、下半身は丸出しというのは間抜けすぎる格好だと思う。今出したばっかりだけど、でも半透明の黒いのを被せられたそれは、シャツのすそを突き上げてその存在をアピールしていた。いつもはピンクか薄紫のなのにと眉をひそめてから、ロングプレイ用の箱があったことを思い出す。
 あれは箱も黒かったけど、中身も黒だったんだ。ああ、なるほどね。一応、気にしてることは気にしてるんだ。そんな醒めた目で見ていた。
 変だなあ。あたし、この人のこと好きだった筈なのに。バージンあげたくらいに好きだった筈なのに。確かに、彼のセックスそのものは好きじゃなかったけど、彼が求めてくるなら彼が気持ちいいのなら、別にあたしは感じなくてもいいかなと思ってた。彼に触れられたりキスされたりしただけでドキドキしてた。
 なのに、どうしてこんなふうに思ってるんだろう。どうして比べてるんだろう。
「なあ、もう挿れていい?」
 はぁはぁと荒い息を吐きながら訊いてくる。でも、あたしの意見なんか関係なく、もうすっかりその気なんだとわかっていた。だって、いつもそうだから。こっくり頷いて見せると、すぐにあたしに覆い被さってくる。これもいつもと同じ。胸を揉んでスカートをめくり上げて、汗ばんだ手がショーツの中に入ってくる。あそこをちょっとだけ触ってから、彼氏は溜息をついた。
「やっぱり濡れてないな。ローション取って来る」
 なんか、ムカつく。

  -つづく-
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