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2006年05月17日 (水)
久し振りにお酒を飲んだりしたせいかな、それともやっぱり欲求不満なのかな。なんかこう、身体が熱くて息が苦しい。
どうしよう。ユーキさんのお姉さんと一緒なのに、あたしがそんなことになってるってわかっちゃったら、どうしよう。こんな子なんだってバレちゃったら、どうしよう。
「気持ちいい、気持ちいいの! もうダメ、もっとっ! もっとおっ!」
舞台上の女の子は、今にも崩れ落ちそうなほど脚をガクガクさせてる。でも天井からの鎖で両手を吊られてるから、そうはできないみたい。激しく抜き差しされる指を伝ってとろっと液が床に落ちるのが見えた。
「ああっ、もうダメっ。いや、イくっ!」
びくっと女の子が跳ねる。ああ、イったんだなあってわかる。でも周囲の手が止まらないから戻れないみたいで、そのまま全身を震わせてイき続けてる。
「あああっ、ダメ、イく、またイくっ!」
少女の嬌態に、暗く照明を落としたホール内の客席がざわめいた。影程度にくらいしか姿が見えないから断言できないけど、男の人も女の人もどっちもいるみたい。もしかしてここって、前にユーキさんが言ってたお金持ちの秘密クラブなのかな。
「ああ、もうダメぇ! ああ! あああっ、あ、あっ、ああああっ!!」
叫び声がどんどん意味不明に、ケモノっぽくなってきてる。そう、あのときって狂っちゃいそうなカンジで、苦しいくらい気持ちよくておかしくなりそうで……。
「ふふふ。可愛い顔」
耳元で聞こえた声にびくっと身体が震える。慌てて隣を見ると、驚くほど間近にきれいな目があった。ぬめるように光る紅い唇がなまめかしい。
「ちょ、え、ちょっと!」
細い腕が腰にするりと抱きついてくる。背中に当たるやわらかな感触と耳に吹きかけられる楽しそうなくすくす笑いに、どう反応していいのかわからない。
「あ、葵さん、あ、あの、あたし」
「あなた、和真が好き?」
「ほえ?」
状況から一瞬だけ想像した『いけないコト』とは全く違う言葉に、あたしは間抜けな声で訊き返してしまった。そんなあたしを見て、彼女はおかしそうに笑った。
-つづく-
どうしよう。ユーキさんのお姉さんと一緒なのに、あたしがそんなことになってるってわかっちゃったら、どうしよう。こんな子なんだってバレちゃったら、どうしよう。
「気持ちいい、気持ちいいの! もうダメ、もっとっ! もっとおっ!」
舞台上の女の子は、今にも崩れ落ちそうなほど脚をガクガクさせてる。でも天井からの鎖で両手を吊られてるから、そうはできないみたい。激しく抜き差しされる指を伝ってとろっと液が床に落ちるのが見えた。
「ああっ、もうダメっ。いや、イくっ!」
びくっと女の子が跳ねる。ああ、イったんだなあってわかる。でも周囲の手が止まらないから戻れないみたいで、そのまま全身を震わせてイき続けてる。
「あああっ、ダメ、イく、またイくっ!」
少女の嬌態に、暗く照明を落としたホール内の客席がざわめいた。影程度にくらいしか姿が見えないから断言できないけど、男の人も女の人もどっちもいるみたい。もしかしてここって、前にユーキさんが言ってたお金持ちの秘密クラブなのかな。
「ああ、もうダメぇ! ああ! あああっ、あ、あっ、ああああっ!!」
叫び声がどんどん意味不明に、ケモノっぽくなってきてる。そう、あのときって狂っちゃいそうなカンジで、苦しいくらい気持ちよくておかしくなりそうで……。
「ふふふ。可愛い顔」
耳元で聞こえた声にびくっと身体が震える。慌てて隣を見ると、驚くほど間近にきれいな目があった。ぬめるように光る紅い唇がなまめかしい。
「ちょ、え、ちょっと!」
細い腕が腰にするりと抱きついてくる。背中に当たるやわらかな感触と耳に吹きかけられる楽しそうなくすくす笑いに、どう反応していいのかわからない。
「あ、葵さん、あ、あの、あたし」
「あなた、和真が好き?」
「ほえ?」
状況から一瞬だけ想像した『いけないコト』とは全く違う言葉に、あたしは間抜けな声で訊き返してしまった。そんなあたしを見て、彼女はおかしそうに笑った。
-つづく-
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