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2006年04月01日 (土)
「あっ……」
思わず漏らしてしまった不満の声に彼は顔を上げた。底光りする目があたしをじっと見つめる。歪んだ笑みを浮かべる唇に背筋がゾクゾクした。
「そろそろ、我慢できなくなってきたか?」
あそこの毛を軽くつまんで引っ張りながら、彼は低く笑った。
「ここら中がぬるぬるするぞ。全部おまえが垂れ流したものだ、このメス猫が」
そう言いながらふとももの内側を撫でてくれた。さわさわとお尻のほうにまで指を伸ばして、ときどき軽く爪で引っ掻く。焦らされている感じと心地いい彼の指と、そして軽い痛みで、あたしは完全に弄ばれていた。もっとして欲しくて脚を開いても、一番肝心なところにだけは触ってくれない。
こんなに欲しいのに。一刻も早く、欲しいのに。あたしが欲しがってることなんて、とっくに知ってるくせに。
「ご主人さま、お願いです、早く……。千紗、狂っちゃいそうなんです」
「ちゃんと言え」
叩きつけられる彼のひどい言葉にすがるように見上げても、冷酷な笑みはそれ以上は応えてくれない。彼の言葉に泣きそうだけど、でも。
「甘えるな」
――あたし、今、いじめられてるんだ。ご主人さまにいじめられてるんだ。
「何が欲しいのか、その口でちゃんと言え」
バスルームに低く響く命令の言葉に、あたしの脳が融けて行く。
忘れかけていた奴隷としての意識が目覚めて行く。
「ご主人さまのが欲しいです!」
早口でそう叫んで、そしてあたしは彼の視線を惹きつけるようにねだるように、いやらしく腰を揺らした。
「千紗のここに、ご主人さまのを挿れてくださいっ!」
-つづく-
思わず漏らしてしまった不満の声に彼は顔を上げた。底光りする目があたしをじっと見つめる。歪んだ笑みを浮かべる唇に背筋がゾクゾクした。
「そろそろ、我慢できなくなってきたか?」
あそこの毛を軽くつまんで引っ張りながら、彼は低く笑った。
「ここら中がぬるぬるするぞ。全部おまえが垂れ流したものだ、このメス猫が」
そう言いながらふとももの内側を撫でてくれた。さわさわとお尻のほうにまで指を伸ばして、ときどき軽く爪で引っ掻く。焦らされている感じと心地いい彼の指と、そして軽い痛みで、あたしは完全に弄ばれていた。もっとして欲しくて脚を開いても、一番肝心なところにだけは触ってくれない。
こんなに欲しいのに。一刻も早く、欲しいのに。あたしが欲しがってることなんて、とっくに知ってるくせに。
「ご主人さま、お願いです、早く……。千紗、狂っちゃいそうなんです」
「ちゃんと言え」
叩きつけられる彼のひどい言葉にすがるように見上げても、冷酷な笑みはそれ以上は応えてくれない。彼の言葉に泣きそうだけど、でも。
「甘えるな」
――あたし、今、いじめられてるんだ。ご主人さまにいじめられてるんだ。
「何が欲しいのか、その口でちゃんと言え」
バスルームに低く響く命令の言葉に、あたしの脳が融けて行く。
忘れかけていた奴隷としての意識が目覚めて行く。
「ご主人さまのが欲しいです!」
早口でそう叫んで、そしてあたしは彼の視線を惹きつけるようにねだるように、いやらしく腰を揺らした。
「千紗のここに、ご主人さまのを挿れてくださいっ!」
-つづく-
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