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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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メメント・アモル-17
2011年02月17日 (木)
「まゆはいじめられるのが、大好きだろう?」
「ちがう、よぉっ」
 あたしが本気でイヤだって泣き叫んだら、ヒロ兄ちゃんはやめてくれるかもしれない。だって、ヒロ兄ちゃんは優しいから。でもあたしは、ホントにやめて欲しい? 乱暴にってどんなことをするのか、されるとどうなっちゃうのか、そっちのほうが気になっちゃってない?
 どうしよう。あたし、どうしよう。このままだとおかしくなっちゃう。 
「あれ、違ったかな? ま、いいか。俺はまゆをいじめたいしな」
 ヒロ兄ちゃんの言葉とも思えないようなことを平然とつぶやくと、さっきのは聞き間違いだったかなって自分の耳を疑ってしまいそうなくらい優しいキスをくれた。はなれた唇がそのままのどを通って、胸に当たって、そしてあざができそうなくらいちゅうっと強く吸った。
「んっ、きゃああぁっ!」
 痛みに近い強い刺激にのけぞって逃げようとしたけど、簡単に押さえつけられてしまった。腰を浮かせてぱぁんと音がしそうなくらいに叩きつけてくる。その衝撃に身体が跳ねた。反動で軽く浮いた上半身に折りたたんだ脚を乗せて、ヒロ兄ちゃんは容赦なく叩きつけてきた。
「きぃっ、いぃっ!」
 ずるっと一気に入り込んできて、奥の行き止まりに突き刺さる。ソファとお兄ちゃんの身体のあいだに挟まれて、そのあまりの激しさに声も出ない。
「あ……、く、あ……ぁっ」
「いいよ。すごいな、まゆ。ビクビクしてるよ」
 今までに聞いたこともないヒロ兄ちゃんの吐息が内側に響いた。肩を揺らして息をするたび、ヒロ兄ちゃんのがぐうっと押し上げてくる。身体を鉄の棒で串刺しにされたみたいな感覚に声も出ない。
「やぁ……だ、めぇ……っ!」
「そうか、だめか。なるほどな」
 大きく息をつくとヒロ兄ちゃんはゆっくりと腰を引いて止まった。一瞬の空白に、もうやめちゃうのかなって思ったかすかな期待と不安は、けれど飴細工よりも脆かった。
「くぁっ! ぁあっ、やぁああぁっ!」
 がぁんと打ち込まれた感覚は、さっきよりも衝撃が大きかった。押さえつけられて、リズミカルに突き上げられる。引き攣るような痛みと、それとは少し質の違う熱があたしの中を行ったり来たりする。叩きつけられるたびに奥からどぷっとあふれてくるのがわかる。こんなに乱暴にされてこんなに気持ちいいなんて、あたしってこんなコだったの?
「あ、もう、もう……っ!」
「なんだ、もうイきそうなのか?」
 身体の内側から湧き上がってきた、さっきまでとは比べ物にならないくらいの快感に髪を振り乱して叫ぶあたしを、ヒロ兄ちゃんはからかうような口調で笑った。

 -つづく-
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