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2010年06月03日 (木)
「んんんっ! くっ、あっ、ああぁっ!」
ほっそりしてそうなイメージだけど、実際にさわってみると佐上先生の指はあたしの倍ほど太い。だから、二本分の指は男の人のに似たサイズで、それを激しく抜き差しされると痛いような苦しいような、でも圧倒的な気持ちよさに巻き込まれてしまう。先生が腕を上下に動かすたんびに関節がごりごりとこすり付けられる。指先で壁をぐっと押し上げられると背筋に電流が走る。
「せん、せぇっ、……あぁっ!」
「そろそろか?」
立ってられなくなったあたしに気づいたのか、先生はあたしを抱きかかえたまま、手近のパイプいすに座った。ドアの前、先生のひざの上に後ろ向きに脚を広げて座らされる。前にもしたことのある後ろ向きの騎乗位でスカートが大きくめくり上げられる。後ろの佐上先生からは見えないからそんなに恥ずかしくはないけど、でもこれってもしかして、藤元先生が来たら、一番最初に目に入るのって、佐上先生の指が入ってるあたしの……なんじゃ……?
「やっ、やだぁっ」
もちろん佐上先生のことは大好きだけど、でも今日は藤元先生に誘われたのに。そのつもりできたのに。なのに藤元先生に見られるなんて。
「や、やだっ、せんせ、やめっ……あ、んんっ」
そんなのイヤって、ダメって思ってるのに、でも身体は勝手に加速していく。あたしを知り尽くした先生の指が、そうなっていくように操作する。
「あっ、あっ、やぁ、あっ……んぐぅっ! うーっ、ぐっ、ぅっ!」
先生の指に掻き回されて上げた悲鳴は、ぐいと詰め込まれた布に阻まれて途切れた。一瞬息ができないって慌てかけて、でもこうされるのもそれほど珍しいことじゃないから、すぐに鼻呼吸にした。自然と鼻息が荒くなっちゃうのが恥ずかしいけど、でもこうしないと窒息しちゃうし。
「芝口の声は可愛いんだが、まだ昼間だからな。万が一、誰かに聞こえでもしたら困るだろう?」
楽しそうな低い笑い声と一緒に降りてきた指があご先をつかむ。ぐっちゅぐっちゅといやらしい音を立てながら、この状況ではおかしなくらいさわやかな笑顔で微笑みかけてくれる。
「ん、ふ……うっ」
切れ長の、透き通るようなまなざしに魂を抜かれるような気がした。すうっとやわらかく緩んだ唇と、その隙間から少しだけ見える白い歯。
「気持ちよさそうだな。可愛いよ、芝口」
微笑んだ目がすうっと近づいてきて、頬に優しいキスをくれる。可愛いって言ってくれる。それだけで天に昇りそう。
「どうだ? イきそうか?」
こんなにひどい人なのに、こんなにえっちな人なのに、どうしてこんなに優しそうでキレイなんだろう。どうしてこんなにドキドキするんだろう。どうしてこんなに……。
-つづく-
ほっそりしてそうなイメージだけど、実際にさわってみると佐上先生の指はあたしの倍ほど太い。だから、二本分の指は男の人のに似たサイズで、それを激しく抜き差しされると痛いような苦しいような、でも圧倒的な気持ちよさに巻き込まれてしまう。先生が腕を上下に動かすたんびに関節がごりごりとこすり付けられる。指先で壁をぐっと押し上げられると背筋に電流が走る。
「せん、せぇっ、……あぁっ!」
「そろそろか?」
立ってられなくなったあたしに気づいたのか、先生はあたしを抱きかかえたまま、手近のパイプいすに座った。ドアの前、先生のひざの上に後ろ向きに脚を広げて座らされる。前にもしたことのある後ろ向きの騎乗位でスカートが大きくめくり上げられる。後ろの佐上先生からは見えないからそんなに恥ずかしくはないけど、でもこれってもしかして、藤元先生が来たら、一番最初に目に入るのって、佐上先生の指が入ってるあたしの……なんじゃ……?
「やっ、やだぁっ」
もちろん佐上先生のことは大好きだけど、でも今日は藤元先生に誘われたのに。そのつもりできたのに。なのに藤元先生に見られるなんて。
「や、やだっ、せんせ、やめっ……あ、んんっ」
そんなのイヤって、ダメって思ってるのに、でも身体は勝手に加速していく。あたしを知り尽くした先生の指が、そうなっていくように操作する。
「あっ、あっ、やぁ、あっ……んぐぅっ! うーっ、ぐっ、ぅっ!」
先生の指に掻き回されて上げた悲鳴は、ぐいと詰め込まれた布に阻まれて途切れた。一瞬息ができないって慌てかけて、でもこうされるのもそれほど珍しいことじゃないから、すぐに鼻呼吸にした。自然と鼻息が荒くなっちゃうのが恥ずかしいけど、でもこうしないと窒息しちゃうし。
「芝口の声は可愛いんだが、まだ昼間だからな。万が一、誰かに聞こえでもしたら困るだろう?」
楽しそうな低い笑い声と一緒に降りてきた指があご先をつかむ。ぐっちゅぐっちゅといやらしい音を立てながら、この状況ではおかしなくらいさわやかな笑顔で微笑みかけてくれる。
「ん、ふ……うっ」
切れ長の、透き通るようなまなざしに魂を抜かれるような気がした。すうっとやわらかく緩んだ唇と、その隙間から少しだけ見える白い歯。
「気持ちよさそうだな。可愛いよ、芝口」
微笑んだ目がすうっと近づいてきて、頬に優しいキスをくれる。可愛いって言ってくれる。それだけで天に昇りそう。
「どうだ? イきそうか?」
こんなにひどい人なのに、こんなにえっちな人なのに、どうしてこんなに優しそうでキレイなんだろう。どうしてこんなにドキドキするんだろう。どうしてこんなに……。
-つづく-
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