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2008年11月20日 (木)
「あれ、濡れてる?」
不思議そうに目を細めながら彼はわたしの顔を覗き込んだ。その言葉は一応は疑問の形を取っていたけれど、間違いなく事実をわたしに確認させるためのものだった。
「ちがっ、あ……っ」
「でもほら。もうこんなに」
「やぁっ、あ、ん、くぅんっ」
意地悪に優しく微笑みかけながら、卑猥な指がわたしの嘘を問い詰める。身体中でもっとも敏感な小さな突起に粘液を塗りつけられると、目の前がくらむほどの刺激が背筋を走る。抵抗できない原始の快感に声を上げてしまう。
「なぁんだ、美雪さんもまだその気あったんだ」
俺だけじゃなかったんだな。
呟くように言うと、彼は大きく口を開けたそこへ指を差し込んだ。彼の言葉通り、彼の指は難なく飲み込まれる。わたしの気持ちも知らず、抵抗をするどころか侵入者を歓迎して嬉しげに震え、奥へ奥へと迎え入れる。
「あ、くっ……んんんっ」
「ねぇ、指気持ちいい? 一本じゃ物足りない?」
ほら、ここだよ。
頬に押し当てた手のひらでわたしの視線を固定すると、彼は見せつけるようにゆっくりと指を抜き取った。相変わらずそこは自分の身体の一部分だと言うのが信じられないほどに生々しかった。赤く腫れ上がった肉の割れ目から細い粘液の糸を垂らすさまは、昔のハリウッド映画で見たエイリアンを思い起こさせた。犯すものがいなくなって安堵したはずなのに、パクパクと口を開けて次の刺激を求めている。目を背けたくなるほどの浅ましさに、かえって目をそらすことができない。
けれど、これがわたしなのだ。快感を求めてやまない、呆れるほどにいやらしい女。
「俺の指にされるとこ、ちゃんと見てるんだよ」
そんなわたしを知ってか知らずか、毒を流し込むように耳元に甘く囁きながら、彼はぬめるように光る中指に人差し指を沿わせた。わたしの表情を観察する視線を残したまま、再び奥へと沈めて行く。
「や、あ……っ! シズく……ぁっ、んんっ!」
先ほどよりも物量感を増した指が細かく蠢きながら奥の方を犯して行く。勢いよく突きこまれるたび、指の隙間から白く泡立った粘液が流れ落ちてくる。くいくいとあちこちを指先で押し広げ音を立てて抜き差しされると、鋭い快感に全身を揺れる。もっと欲しいと言わんばかりに彼の指を喰い締めてしまう。
-つづく-
不思議そうに目を細めながら彼はわたしの顔を覗き込んだ。その言葉は一応は疑問の形を取っていたけれど、間違いなく事実をわたしに確認させるためのものだった。
「ちがっ、あ……っ」
「でもほら。もうこんなに」
「やぁっ、あ、ん、くぅんっ」
意地悪に優しく微笑みかけながら、卑猥な指がわたしの嘘を問い詰める。身体中でもっとも敏感な小さな突起に粘液を塗りつけられると、目の前がくらむほどの刺激が背筋を走る。抵抗できない原始の快感に声を上げてしまう。
「なぁんだ、美雪さんもまだその気あったんだ」
俺だけじゃなかったんだな。
呟くように言うと、彼は大きく口を開けたそこへ指を差し込んだ。彼の言葉通り、彼の指は難なく飲み込まれる。わたしの気持ちも知らず、抵抗をするどころか侵入者を歓迎して嬉しげに震え、奥へ奥へと迎え入れる。
「あ、くっ……んんんっ」
「ねぇ、指気持ちいい? 一本じゃ物足りない?」
ほら、ここだよ。
頬に押し当てた手のひらでわたしの視線を固定すると、彼は見せつけるようにゆっくりと指を抜き取った。相変わらずそこは自分の身体の一部分だと言うのが信じられないほどに生々しかった。赤く腫れ上がった肉の割れ目から細い粘液の糸を垂らすさまは、昔のハリウッド映画で見たエイリアンを思い起こさせた。犯すものがいなくなって安堵したはずなのに、パクパクと口を開けて次の刺激を求めている。目を背けたくなるほどの浅ましさに、かえって目をそらすことができない。
けれど、これがわたしなのだ。快感を求めてやまない、呆れるほどにいやらしい女。
「俺の指にされるとこ、ちゃんと見てるんだよ」
そんなわたしを知ってか知らずか、毒を流し込むように耳元に甘く囁きながら、彼はぬめるように光る中指に人差し指を沿わせた。わたしの表情を観察する視線を残したまま、再び奥へと沈めて行く。
「や、あ……っ! シズく……ぁっ、んんっ!」
先ほどよりも物量感を増した指が細かく蠢きながら奥の方を犯して行く。勢いよく突きこまれるたび、指の隙間から白く泡立った粘液が流れ落ちてくる。くいくいとあちこちを指先で押し広げ音を立てて抜き差しされると、鋭い快感に全身を揺れる。もっと欲しいと言わんばかりに彼の指を喰い締めてしまう。
-つづく-
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