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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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あたしの彼はご主人さま(2) -34
2006年03月18日 (土)
 冷たい金属がショーツの下に差し込まれた感触に恐怖が走った。
 ジャリジャリと小さな音が肌を伝って直接響いてくる。中央から、少しずつ真下に切られて行くのがわかる。レースのゴムが弾けて、あそこに冷たく当たって、そのままお尻のほうまで進んで行く。
「やめて、お願い。本当にもう許してっ!」
 情けなくも泣き声になってしまう。どうしていいのかわからなくて、震えてしまう。でもヘンなトコを切られたりしたらと思うと、身体を動かすのも怖くて、ただあたしは必死で訴えるしかなかった。
「じゃあ、切るのはここまでにしてあげよう」
 お尻の半ばまでで彼は顔を上げてあたしを見た。にっこり笑いながら指先を伸ばしてきて、目元を拭いた。それで自分が泣いていたことに気付く。
「怖いことしてごめんね。でも、千紗ちゃんが俺に逆らうからいけないんだよ。こんなに濡らして気持ちいいくせに、ちゃんと気持ちいいって言わないから」
 言いながら指があそこに触った。ぬちゅっといやらしい音を立てながら軽くかき回して、その指をあたしの目の前に持ってくる。
「ほらね、いっぱい濡れてるでしょ」
 その笑顔が怖くて、あたしは反射的に頷いた。あたしのそんな様子に、彼は満足そうに嬉しそうに笑った。
 ホントにサディストだ、この人。笑いながら楽しみながら、相手が泣くまで徹底的にいじめるタイプなんだ。相手が嫌がれば嫌がるほど嬉しいんだ。多分、逆らっちゃいけないんだ。
 でも、このままだとあたし、どうなっちゃうの? なにされるの? 何もわからなくて怖い。本当に怖いよ、誰か助けて。お願い、誰か。誰でもいいから、助けて。誰かこの人をとめて。
 彼の手から、あたしのとローションが混じった液体がとろっと糸を引いて落ちてくる。顔をそむけようとした瞬間にその手であごを抑えつけられてキスを奪われた。舌を絡ませながら、ぬるぬるとあごから首へとその液体を塗りつけてくる。恐怖で動けなくて、だからタバコの苦い味にももう抵抗できない。されるがままに流し込まれたのを飲み下す。
「じゃあ、千紗ちゃんの可愛いここを楽しませてもらおうかな」
 ユーキさんと同じ顔で、彼はにっこり笑った。
 やっぱり、そうか。なんとなくそんな気はしてたけど、この人にされちゃうんだ、あたし。
 いやだなあ。ユーキさんとおんなじ顔でも、この人はいやだなあ……。
 眼を閉じると、涙がすうっと流れた。


  -つづく-

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