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2011年11月12日 (土)
「あぁ……っ! うっ、く、ぅぅっ」
ずるんと引き抜かれては突き上げられる。単調な強い力に流される。その激しさの前にわたしは波に弄ばれる笹の小舟のように無力だった。抵抗することもかなわず、ただあえぎ、もがき、快楽を享受する。欲しいものはすぐそこにあった。涙で曇った視界の向こうに、透けて見えるほど近くに。
「ひぁっ! あ、ああ……っ!」
強い突き上げの合間にきゅうっと胸を摘まれて身体がぶるりと震えた。内側を突き上げられ、指先で弄ばれ、さらに加わった別の刺激がスイッチだった。背中から回ってきた指の攻めに、蹴りこまれるように快楽の淵へと転げ落ちる。
「きぃっ、ひ……っ! あ、あっ……」
「なんだ、もうイったの?」
息ができなくなるような快感に背を波打たせるわたしに、嘲るような言葉が降りかかる。けれど、それに応えるような余裕はなかった。だらしなく口を開いてあえぎ、腰をくねらせてはもっと欲しいとねだる。
「今日はぼくのほうが早いかと思ってたんだけど、無用の心配だったな」
くくっと耳元に息を吐きかけながら課長が愉しげにつぶやく。わたしの掲げた白旗は課長にも見えているはずだけれど、背後からの攻めに手心が加えられることはなかった。
「まぁ、いいか。好きにさせてもらうよ」
残酷なまでに優しい声がささやくと、さらに早まった動きが打ち込まれた。こすり上げ、引き抜かれ、そのたびに壊れたおもちゃのようにぎくしゃくと震えるわたしを指先でも追い詰め、課長は圧倒的な力の差を見せ付けた。
「ダメ、もうダメ……あっ、ああっ、ひぃっ、やぁ……っ」
蹂躙するリズムに併せて、指が優しくわたしをいじめる。電流が流されたように目の前がチカチカと白く光る。何度も頂点に押し上げられて自分がどうなっているのかわからない。
「か、ちょ……、も、だめ……っ」
「そうか、そうだな。じゃあ、遠慮なく」
がくんと身体が前のめりになる。落ちると思うより早く簡単に抱きとめられた。腕は縛られたままだから、頬を視点に土下座するような体勢になってしまう。高く上げたお尻が大きな手のひらでぐっと挟み込むようにつかまれて、そして。
「いっ、きぃ……っ! ひ、あああっ!」
がん、がん、と音が出そうな勢いで叩き込まれながら、アダルトビデオのような『壊れたおもちゃのように好き勝手に振り回されて犯されている女』のイメージが脳裏に浮かんだ。乱れた制服姿で獣のように組み敷かれ、何度も声を上げて快楽を享受するいやらしい女――その想像図になぜか快感が増す。
「あっくぅっ、あっ、ああ……っ!」
「いいかい、中に出すよ?」
荒い息が混じった声が聞こえる。わたしがひどい生理痛のために低容量のピルを飲んでいることは知っているはずなのに、いつもそうやってわたしの同意を求める。それは課長の優しさなのかもしれない。
「はい、出して……出してくださ……あ、ああああっ!」
ほとんど真上から叩き込まれるように奥にまで侵入された。行き止まりに押し付けられた課長のものがぐぅっと膨らむ。
「っく、うっ、うっ」
「やぁっ! ああっ、あっ、あああ……っ!」
低く押し殺した課長のうめき声がわたしの頭の中まで掻き回していた。課長が気持ちよくなっている。わたしの中で気持ちよくなっている……。
その後、課長が何かを言ってそれにわたしも答えたけれど、内容は覚えていない。
-つづく-
ずるんと引き抜かれては突き上げられる。単調な強い力に流される。その激しさの前にわたしは波に弄ばれる笹の小舟のように無力だった。抵抗することもかなわず、ただあえぎ、もがき、快楽を享受する。欲しいものはすぐそこにあった。涙で曇った視界の向こうに、透けて見えるほど近くに。
「ひぁっ! あ、ああ……っ!」
強い突き上げの合間にきゅうっと胸を摘まれて身体がぶるりと震えた。内側を突き上げられ、指先で弄ばれ、さらに加わった別の刺激がスイッチだった。背中から回ってきた指の攻めに、蹴りこまれるように快楽の淵へと転げ落ちる。
「きぃっ、ひ……っ! あ、あっ……」
「なんだ、もうイったの?」
息ができなくなるような快感に背を波打たせるわたしに、嘲るような言葉が降りかかる。けれど、それに応えるような余裕はなかった。だらしなく口を開いてあえぎ、腰をくねらせてはもっと欲しいとねだる。
「今日はぼくのほうが早いかと思ってたんだけど、無用の心配だったな」
くくっと耳元に息を吐きかけながら課長が愉しげにつぶやく。わたしの掲げた白旗は課長にも見えているはずだけれど、背後からの攻めに手心が加えられることはなかった。
「まぁ、いいか。好きにさせてもらうよ」
残酷なまでに優しい声がささやくと、さらに早まった動きが打ち込まれた。こすり上げ、引き抜かれ、そのたびに壊れたおもちゃのようにぎくしゃくと震えるわたしを指先でも追い詰め、課長は圧倒的な力の差を見せ付けた。
「ダメ、もうダメ……あっ、ああっ、ひぃっ、やぁ……っ」
蹂躙するリズムに併せて、指が優しくわたしをいじめる。電流が流されたように目の前がチカチカと白く光る。何度も頂点に押し上げられて自分がどうなっているのかわからない。
「か、ちょ……、も、だめ……っ」
「そうか、そうだな。じゃあ、遠慮なく」
がくんと身体が前のめりになる。落ちると思うより早く簡単に抱きとめられた。腕は縛られたままだから、頬を視点に土下座するような体勢になってしまう。高く上げたお尻が大きな手のひらでぐっと挟み込むようにつかまれて、そして。
「いっ、きぃ……っ! ひ、あああっ!」
がん、がん、と音が出そうな勢いで叩き込まれながら、アダルトビデオのような『壊れたおもちゃのように好き勝手に振り回されて犯されている女』のイメージが脳裏に浮かんだ。乱れた制服姿で獣のように組み敷かれ、何度も声を上げて快楽を享受するいやらしい女――その想像図になぜか快感が増す。
「あっくぅっ、あっ、ああ……っ!」
「いいかい、中に出すよ?」
荒い息が混じった声が聞こえる。わたしがひどい生理痛のために低容量のピルを飲んでいることは知っているはずなのに、いつもそうやってわたしの同意を求める。それは課長の優しさなのかもしれない。
「はい、出して……出してくださ……あ、ああああっ!」
ほとんど真上から叩き込まれるように奥にまで侵入された。行き止まりに押し付けられた課長のものがぐぅっと膨らむ。
「っく、うっ、うっ」
「やぁっ! ああっ、あっ、あああ……っ!」
低く押し殺した課長のうめき声がわたしの頭の中まで掻き回していた。課長が気持ちよくなっている。わたしの中で気持ちよくなっている……。
その後、課長が何かを言ってそれにわたしも答えたけれど、内容は覚えていない。
-つづく-
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