--年--月--日 (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
2011年04月26日 (火)
「ダメ、ダメです、主任っ! あ、あうぅんっ」
「だから主任じゃ……。まぁ、いいか。その話は後でゆっくりしよう。今はこっちが優先だからね」
敏感な箇所を容赦なくえぐられ身をくねらせる理香の言葉に、高瀬は苦笑をにじませて肩をすくめた。薄い耳たぶに軽く歯を食い込ませてから息を吹きかけ、ショーツにもぐりこませた五本の指で巧みに理香の最も感じる部分を内と外の両側から揺さぶる。
「ほら、ここはどう? ここは?」
「あっ、や、やめっ……あうっ、あぁっ! あ、は、はぁ……っ」
軽く押し上げられるたびビクンと身体を震わせて理香はあえいだ。優しくきゅっと摘まれる乳首への刺激がアクセントとなって快感が苦しいほどに湧き出てくる。いっそこのまま快楽に身を任せてしまいたいと思うも場所を考えればそうもいかないと、理性と本能の狭間でガクガク揺れながら必死で思考を保とうとし、それが反って理香の悦楽を深いものにしていた。
「ダメ、ホントに誰か……きちゃったら……ぁああっ!」
高瀬との一夜は過ちではあったが、それでもすべてを忘れているわけではなかった。今までに経験したことのなかった驚くような昨晩の快感の記憶が、高瀬の指で徐々に掘り起こされていく。身体の内側で起こった小さな爆発に苦しげにあえぎ、強くつむったまぶたのふちに涙を浮かべる。
「ダメっ。ダメダメっ、ホントに、来ちゃうっ」
「来る? 誰が?」
耳穴に浅く舌先を挿し込みながら高瀬が問いかける。中指と親指で中と外からクリトリスを挟んで捏ね、早いリズムで擦り付ける。乳首を摘んで軽く乳輪に爪を立てるたび、うねるような複雑さを持った熱い肉の壁が、高瀬の中指をきゅうっと締めつけた。
「あたし、こんなとこで……」
くちゅっくちゅっと高瀬の指に露の音をこぼされながら、理香は嘆くように言葉を吐いた。いつ誰が入ってくるとも知れない朝のオフィスで、既婚者の元上司に弄ばれると言う背徳感に快感が増す。もしもここに亮治が入ってきたらと考えかけ、理香はぶるりと身を震わせた。恐怖すらもスパイスとして飲み込んで、感度の良過ぎる身体が貪欲に絶頂を求める。首すじを這うねっとりした舌の感触と、きゅっと摘み上げられた乳首の心地いい痛みと、内側からクリトリスを押し上げられる感覚に、理香の中の導火線がバチバチと一気に燃え上がった。
「ダメ、ホントに……来るっ、来るよぅっ! いやぁっ、あああぁっ!」
涙を振りまき身体をよじってヒクヒクと震え、理香がその波に身を投げ出そうとした瞬間、すべての快感が遠のいた。
-つづく-
「だから主任じゃ……。まぁ、いいか。その話は後でゆっくりしよう。今はこっちが優先だからね」
敏感な箇所を容赦なくえぐられ身をくねらせる理香の言葉に、高瀬は苦笑をにじませて肩をすくめた。薄い耳たぶに軽く歯を食い込ませてから息を吹きかけ、ショーツにもぐりこませた五本の指で巧みに理香の最も感じる部分を内と外の両側から揺さぶる。
「ほら、ここはどう? ここは?」
「あっ、や、やめっ……あうっ、あぁっ! あ、は、はぁ……っ」
軽く押し上げられるたびビクンと身体を震わせて理香はあえいだ。優しくきゅっと摘まれる乳首への刺激がアクセントとなって快感が苦しいほどに湧き出てくる。いっそこのまま快楽に身を任せてしまいたいと思うも場所を考えればそうもいかないと、理性と本能の狭間でガクガク揺れながら必死で思考を保とうとし、それが反って理香の悦楽を深いものにしていた。
「ダメ、ホントに誰か……きちゃったら……ぁああっ!」
高瀬との一夜は過ちではあったが、それでもすべてを忘れているわけではなかった。今までに経験したことのなかった驚くような昨晩の快感の記憶が、高瀬の指で徐々に掘り起こされていく。身体の内側で起こった小さな爆発に苦しげにあえぎ、強くつむったまぶたのふちに涙を浮かべる。
「ダメっ。ダメダメっ、ホントに、来ちゃうっ」
「来る? 誰が?」
耳穴に浅く舌先を挿し込みながら高瀬が問いかける。中指と親指で中と外からクリトリスを挟んで捏ね、早いリズムで擦り付ける。乳首を摘んで軽く乳輪に爪を立てるたび、うねるような複雑さを持った熱い肉の壁が、高瀬の中指をきゅうっと締めつけた。
「あたし、こんなとこで……」
くちゅっくちゅっと高瀬の指に露の音をこぼされながら、理香は嘆くように言葉を吐いた。いつ誰が入ってくるとも知れない朝のオフィスで、既婚者の元上司に弄ばれると言う背徳感に快感が増す。もしもここに亮治が入ってきたらと考えかけ、理香はぶるりと身を震わせた。恐怖すらもスパイスとして飲み込んで、感度の良過ぎる身体が貪欲に絶頂を求める。首すじを這うねっとりした舌の感触と、きゅっと摘み上げられた乳首の心地いい痛みと、内側からクリトリスを押し上げられる感覚に、理香の中の導火線がバチバチと一気に燃え上がった。
「ダメ、ホントに……来るっ、来るよぅっ! いやぁっ、あああぁっ!」
涙を振りまき身体をよじってヒクヒクと震え、理香がその波に身を投げ出そうとした瞬間、すべての快感が遠のいた。
-つづく-
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++