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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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メメント・アモル-19
2011年02月25日 (金)
「あ、もうっ! も、う……っ!」
「いいよ、まゆ。何回でもイきな。イく顔もちゃんと見ててやるから」
 突き上げるリズムと併せて、指先をぬるぬると擦り付けられる。そこを攻められると、もうどうしようもないくらいに気持ちよくなってしまう。
「やああぁっ! も……やめ、てぇっ!」」
 くいっと突き上げられて、電流を流されたように身体が跳ねた。終わりの見えない快感に恐怖を覚えても、やめてくれる気配は全然ない。
「そうだな、俺のことをしっかり覚えてからな」
 泣き叫ぶあたしの右肩に腕が巻きついて、ヒロ兄ちゃんのが突き刺さったままの状態でソファの背もたれから引きずりおろされた。横向きに寝転んで左足を高く上げさせられた状態で、ヒロ兄ちゃんが交差するような体勢でぐいと腰を突き込んでくる。
「やぁっ、ああ……っ!」
 またもや違うところを突き上げられて、あたしはもう悶え狂うしかない。怖いような快感が神経を焦がした。大きく見開いた目の中が焼け落ちる。
「きぃっ、ひっ、あ、あぁ……ああああっ!」
 頭の中にできた渦巻きと一緒にぱちぱちと火花を散らして、弾けた。人形のように遠慮なく振り回されて、パチパチと弾ける意識の合間に必死で息を吸った。
「ごめ、な……、も、だめぇ……」
「そうか、じゃあこの辺にしとくか」
 何度目か、なんてもうわからなくなった頃、ヒクヒク震えるだけしかできなくなったあたしの耳に、走っているさいちゅうにタイムを確認しているみたいな落ち着いた声が聞こえた。視界がぐるんと回転して、目の前に茶色とオレンジが混じったような落ち着いた色合いが広がる。はぁっと背中に息を吐きかけられて、自分が犬のように這わされていることがわかる。
「俺もそろそろ、限界だしな」
 大きな手のひらであたしのお尻のサイズを測るように撫でながら、今まで一番とも思えるくらい速いスピードで突き上げてくる。
「あぁっ! やぁっ、あ、あ、あああぁああっ!」
 音がしそうなくらい奥まで突き込まれて、身体がギシっと反り返った。強い力があたしを押さえつけて叩きつけてくる。
「あああっ! あ、ああっ、ああああっ!」
 完全に振り切った快感は、もう快感なんて言葉じゃ表現できないものだった。自分が引きちぎられるような感覚に、手足がどこにあるのかさえわからなくなっていく。
「いいかい、まゆ。もう俺も、いく、よ……っ」
 溜息混じりの途切れ途切れの声が耳元でささやいた。次いで聞こえたのは痛みを堪えるような、低い呻き声。
「まゆ、まゆ……」
「あ……ひろ、に、ちゃ……」
 ぱちぱちと弾けながらふわっと広がって、綿菓子みたいに溶けて消えて行く。快感に塗り潰されて自分さえわからない中、ヒロ兄ちゃんの苦しそうな息遣いとあたしの名前を呼ぶ声だけが真実だった。

 -つづく-
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